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一人一人にあった
最善の治療を!


院長 丸山 博史(まるやま ひろし)

HIROSHI MARUYAMA

2023年10月より院長に就任致しました丸山博史と申します。
これまでの経験を活かし的確な医療は当たり前として、地域の皆さまから親しまれ頼りにされるような整形外科を目指して精進いたしますので、よろしくお願い致します。

2023年10月1日
丸山整形外科 院長 丸山 博史

地域医療に貢献する
父の姿に憧れて
医師の道へ

整形外科医の父は私が4歳の頃に『丸山整形外科』を開院し、それから40年近くこの大泉学園の地域に根差して長く医療貢献をしてきました。幼少の頃から父が診療する姿を間近で見てきて、かっこいいなと思ったものです。長きに渡りその背中を見てきて、やはり私も自然と医師を目指すようになりました。もともと外科系に関心があり、最終的に整形外科に進みたいと思ったのも、父の影響が大きいです。研修後は卒業した医大の本院で専門医を目指し、関連病院などでの経験を経て、脊椎外科のチームで年間200~300件の外科手術を執刀してきました。かねてから、「当院を継承してほしい」と間接的に言われていましたし、私自身もこの町で育ってきましたので大泉学園の地域医療に貢献したいと思い、2023年に院長に就任しました。勤務医の頃とはがらりと環境が変わりました。ここでは手術はできませんが、そこまでの治療としてできる限りの医療を患者さんに還元したいと思っています。保存療法だけにこだわりすぎず、やはり手術が必要な方もいますから、そこは適切なタイミングを逃さずに高度医療機関へお繋ぎします。

多くの手術に
携わってきた慧眼で、
地域の患者を見守る

この地域で40年近く診療してきたクリニックですので、『丸山整形外科』の患者層は、やはりご高齢の方が多く、腰、肩、膝の症状でのご相談が圧倒的ですね。しかし若い患者さんも少ないわけではなく、この辺りの大学病院で手術をした患者さんがリハビリに来ることもありますし、この辺りは小学校も多いので、怪我で来院されるお子さんもいます。院内のリハビリは運動療法、温めたり電気を流したりする物理療法、ウォーターベッドやマッサージ機器などが主です。変形性膝関節症など膝の痛みは、リハビリはもちろんですが、保険でできる治療としてはヒアルロン酸の注入で炎症を取ったり、装具療法といって足底板などを作成したり、膝に負担がかからないようにする方法で総合的にアプローチしていきます。大学病院での長い研鑽があり、脊椎外科で多くの症例を拝見し、手術を経験してきたからこそ見えてくることも多いのです。患者さんが目に見えて動けるようになる、回復が可視化できるというのは整形外科のやりがいのひとつですね。痛みを取る、痛みを減らして生活が送れるようにすることは、高齢化社会において患者さんの生活の質に直結するものです。

若年層~高齢者まで。
主訴を理解し
患者さんに寄り添う

幅広い年齢層の患者さんが来院されますが、診療時はよくお話を伺うことを心がけています。患者さんの主訴をしっかりと傾聴し、今何にお困りなのかをしっかりと理解し、それに対して最善の治療をご提案していきます。なぜ痛いのか、どういう状況でなぜこの薬を飲んでいるか、患者さんにも意識していただくようにしています。ご自身が今何をどんなふうに治療しているかを理解していないと、治りも悪いですし、リハビリも続かないものではないでしょうか。先代の院長、つまり父は常に患者さんに優しく寄り添っていく方針でしたから、自分もそれを意識していこうと心に留めています。腰の疾患で痛くて動けなくなった、麻痺が出て足が動かなくなったなど、緊急性が高いことも稀にありましたが、患者さんが回復し感謝されたときはすごく嬉しかったですし、医師をしていてよかったなと思います。

再生医療も取り入れ、
患者さんの
選択肢を増やす

最近の『丸山整形外科』の試みとして、ご自身の組織を採取し身体機能の修復をする再生医療にも力を入れているところです。主な治療対象は変形性膝関節症で、採血をして成長因子だけを集めて加工し、軟骨が擦り減ったところにその成長因子を注射することで症状の改善をはかっていきます。自費診療ですが、保険診療内での薬の服用やヒアルロン酸注射での治療がなかなか奏功しない、リハビリの治療も効果が見られない、でも侵襲の多い外科手術はしたくないという場合の第3の治療法として現在注目されています。ご自身の血液を利用したものなので、拒絶反応のリスクは極めて低く、安全性も高い治療です。実際、再生医療で改善の可能性があるのであれば治療を受けたいという方も多くいらっしゃいますので、当院としても治療の新たな選択肢として今後も続けていきたいです。

これから受診される
患者さんへ

『丸山整形外科』は西武池袋線・大泉学園北口より徒歩4分のところにあります。外傷による診断と治療のほか、慢性的な肩凝りや腰痛、膝などの関節の痛み、手足のしびれ、ヘルニアや脊柱管狭窄症などの痛みを緩和していきます。そのほか関節リウマチの診断と治療、リハビリによる消炎鎮痛処置を行い、特に今後は理学療法士も今より増やし、さらに充実したリハビリ体制も整えていきます。40年近く続いてきた歴史あるクリニックですから、良いところを継承し、新しいものもどんどん取り入れて、この先も長く地域に密着して医療貢献できることが私たちの目標です。お身体に痛みがある方はぜひ、当院にご相談ください。

現職

昭和大学医学部整形外科学講座 講師

免許・資格

  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 脊髄脊髄病医
  • 脊椎脊髄外科指導医
  • 日本体育協会 公認スポーツドクター
  • 臨床研修指導医(厚生労働省)
  • 日本整形外科学会研修指導者
  • 小児運動疾患指導管理医師
  • 難病指定医
  • 身体障害者福祉法第15条第1項指定医

学位

平成27年3月20日 博士(医学)

院長経歴

平成19年4月昭和大学横浜市北部病院 研修医 臨床研修 開始
平成21年3月同 修了
平成21年4月昭和大学 大学院医学研究科(外科系) 入学
平成22年4月せんぽ高輪病院
平成22年10月昭和大学病院 整形外科
平成23年4月NTT東日本関東病院
平成24年4月昭和大学病院 整形外科
平成25年4月城山病院
平成26年10月日本赤十字社医療センター
平成27年3月昭和大学 大学院医学研究科(外科系) 修了
平成28年4月昭和大学医学部整形外科学講座 整形外科 助教
平成30年10月昭和大学病院 脊椎外科センター
平成31年4月和歌山県立医科大学病院 脊椎脊髄フェロー 国内留学
平成31年7月昭和大学病院 脊椎外科センター
令和元年10月昭和大学医学部整形外科外科学講座 講師
令和5年4月丸山整形外科
現在に至る

前院長

丸山 徹雄

TETSUO MARUYAMA

幼きころよりこの街に育ち、区立大泉小学校を卒業致しました。
地域の医療に貢献すべく日々努力を重ねてまいりました。
これからも、皆様の健康を支える医療機関として、親切丁寧な診療を心掛けてまいります。

免許・資格

  • 日本整形外科学会 専門医
  • 日本整形外科学会 認定 脊椎脊髄病医
  • 身体障害者福祉法 指定医(肢体不自由)
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 日本専門医機構認定専門医
  • 難病指定医
  • 小児運動疾患指導管理医師

所属学会

  • 社団法人日本整形外科学会
  • 東日本整形災害外科学会
  • 日本臨床整形外科学会
  • 日本AKA医学会
  • 日本運動器リハビリテーション学会